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活動内容

(1)新田氏(新田義貞や新田岩松家など)の歴史研究

南北朝時代の新田義貞の動き、その後の子孫の動静など、古文書や歴史書の解説で確認し、人物像や魅力について研究。また、新田(岩松)家について、明治時代までの一族の姿、人物像などを研究。

(2)新田岩松家歴代当主による絵画技術と習得の研究

第17代当主の岩松孝純は、狩野派に弟子入りしたという記録があり、武士絵や鍾馗図など残している。その後、第18代「温純」の時代からは、新田猫絵を描き始めている。
狩野派の作画技術を学んでいる痕跡を、現在群馬大学に保管されている当時の記録(粉本など)から調査する。

(3)特定地域における中世以後の寺社及び支配者等の研究

県立文書館に残る古文書から、特定の狭い地区別における寺社や支配者などを調べ、その地区固有の歴史的事実の発見や人物の動き、魅力等を研究する。

(4)新田猫絵の種類と魅力及び活用可能性の研究

新田岩松家第18代当主から第21代当主は、それぞれが異なる猫絵を描いており、同じ当主でも猫の顔(表情)や体の模様、姿勢、絵画技術など変化している。この点が、新田猫絵の1つの魅力とも言える。
他の一般的な猫絵とは明らかに識別できる「新田猫絵の魅力」を、地域の魅力アップに活かす方法を研究する。
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